愛する夏歌へ
今この手紙を読んでるって事はもう夏歌の側に俺は居ないのかな?
ごめんな
勝手に何もいわずに居なくなって…
病気だって付き合う前から分かってたんだ
だからもう恋なんてしないって思ってた
でもクラスに入って、夏歌を見て、すぐに恋におちたんだ
そんな事しらなかったよな?
痩せた?って聞かれたときは本当に危なかったんだ
でも学校へは行きたかったんだ
夏歌に会いたくて
今、夏歌はないてるかな?
でもなかないで欲しい
いつかきっと他の男と結婚するから
その時には夏歌の子供として生まれてくるから、なかないで
どんなに辛くても俺が空から見守ってるから
ガンであと3ヶ月しか生きられないって宣告された俺は半年も夏歌のお陰で生きられたんだよ?
本当にありがとう
夏歌と付き合えた時はすっげぇ嬉しかったぜ
夏歌は俺の女神だったんだよな
ここまで幸せな気持ちのまま逝かせてくれてありがとう
夏歌…
どんなに哀しくても泣くな!
夏歌の笑顔がおれが生きてた証になれると思うから
絶対に死のうなんて考えるなよ
その命俺が欲しいくらいなんだからな
自殺するやつの命が俺は欲しいよ
虐められていても生きてるじゃないか!
俺なんて生きたくても生きられないんだぞ?
イジメをするやつは、そいつが死んでしまうかもっていう恐怖感をもちながらしろよ?
絶対に後悔するから
イジメをされてる奴は、死ぬ気で立ち向かっていけ!
絶対に立ち向かっていったら、なにも損はない!
なんか話がそれたな…
夏歌!
絶対に泣くな!そして死んだりしたら駄目だぞ!
さよならはいわないよ
じゃあまたいつか会える日まで…