家に帰り、押し花とスケッチを机に並べた。
金木犀の花びらと、木の絵。
琥太朗の笑顔が、頭から離れない。
小四の出会い、小六の押し花、あの夜の涙。
君の笑顔が、私の初恋だ。
なのに、好きと言えない。
告白したら、友達も終わるかもしれない。
生徒会の責任、完璧な自分。
そんな仮面、君の前ではいらない。
私は小さな布袋を取り出した。
金木犀の花びらを入れたお守り。
君の笑顔を守りたい。
この想いを、伝えたい。
でも、怖い。
君の目を見るたび、心が震える。
金木犀の花びらと、木の絵。
琥太朗の笑顔が、頭から離れない。
小四の出会い、小六の押し花、あの夜の涙。
君の笑顔が、私の初恋だ。
なのに、好きと言えない。
告白したら、友達も終わるかもしれない。
生徒会の責任、完璧な自分。
そんな仮面、君の前ではいらない。
私は小さな布袋を取り出した。
金木犀の花びらを入れたお守り。
君の笑顔を守りたい。
この想いを、伝えたい。
でも、怖い。
君の目を見るたび、心が震える。

