共済課には爽やか王子が1人いて助かってますが?

「私が教えます」


 そう言って話に入ってきたのは、三浦さんだった。


 三浦さんは二年目でよく佐々木調査役と医療保障の話をしていることが多い。彼女も彼女なりに、理解しようとしているのは分かるのだけど、どうも頭がついていかないようだ。


「……えーっと、医療の……傷害共済なら少し分かるんだけど」


 こんな風になることが毎日の流れで、私のの頭は混乱している。全くと言っていいほど共済というものが何なのか理解することができない。