そんな私を心配して 駅員さんに学校までの 道を聞くように 言うお母さん… とりあえず 行ってみないと 分かんないし 『とにかく…行ってきます』 それだけ言うと私は 玄関のドアを開けて 外へ出る… ドアを開けた途端に 入ってくる冷たい風 家との温度差を 嫌な位に実感する… そんな寒い中 まだぎこちない足取りで 駅まで歩いていく私