私の呟きに ピクッと反応し 閉じていた目を ゆっくりと開けた… そして 「今…龍太郎君って言った?」 と腕を組んだまま 真剣な顔で聞いてくる… だから 『言ったわよ…』 と正直に答えた… 「お前…覚えてるのか?俺のこと…」 『覚えてるわよ…正式には龍太郎君だったアナタをね…』