運命と約束 ~Destiny&Promise~


私って…とことん冷たい女よね…

『ごめんね?私…元々こういう言い方しかできない人だから…』

そう言った私の声は自分でも分かるほどに

冷たく冷めきっていて

なんだか…申し訳ない気持ちになった…

「いやいや!とんでもない!大丈夫です!その…」

目を大きく見開いて手を大袈裟なくらい大きく振って否定する…

そしてキョトキョトと

言いにくそうな顔をしながらも

恥ずかしそうに頬を薄く染めてる…

『ん?』

「見てましたから!その…先輩を!!」