時間が流れるのがあっという間のように

月日が経つのも早いもので

季節はもう桜が芽吹く春になり2年生へと進級した…

私がこの場所に来てから約5ヶ月が経とうとしている…

相変わらず私は誰にも話しかけず誰からも話しかけられずに過ごした…

ふと2年の教室を見渡すと柳 龍夜がいた…

柳も同じクラスなんだ?

そんなことを思いながら

指定された席に座る…

制服はもうこの学校の制服を着てる…

制服は周りのみんなと馴染めているけれど

私自身はみんなと馴染めていない…

でも1人の方が気楽に感じてる私は

そんなことは対して気にしない…

だけど…

さっきから妙に視線を感じる…

思わず身震いをしてしまいそうになるくらいの

鋭い視線…