俺と同じように鈴村も毎日怖かったんだ…

俺も思ってた…

なんで生まれてきたのか分からなかった…

なんのために…

所詮戦争の武器にしか使われないのに…

そして結局はみんな死んでいくのに…

毎日が地獄だった…

毎日が恐怖だった…

1日経つ度に“死”へと近づいている気がして…

怖いだけじゃ言い表せれない

身の毛もよだつ生活だった…

夜だって安心して眠れなかった…

自分の居る場所に爆弾がいつ落ちてくるかとか…

そんなことばかり考えていて落ちつかず不安だった…

『俺も怖かったよ…夜だって安心して寝たことなんてなかった…』

俺がそう言うと

「最後に会ったのいつだったか覚えてる?」

と真剣な顔をして聞いてきた…