机に突っ伏す。
もう最近頭が疲れてきた……。
「おい起きろー？競技考えないと」
「ん……全員リレーと選抜リレーだけで良いよぉ」
「バカか」
競技かぁ……高峰くんは走るの速そうだから選抜リレー出てそうだなぁ……
「ちなみに俺、選抜リレー出るんだよね」
この人もでした。
「後はなんだろ、ムカデ競争とか三人四脚くらい？」
「あ、私めちゃくちゃいいの思いついた！たまいr」
「却下」
えー、楽しそうだと思ったのになぁ……。
その後、先生も交えて話し合いＣ組の競技はムカデ競争に決まった。
帰り道、秀馬くんと二人で歩く。
「なー瑠亜」
「……う？」
「うってなんだよ」
「っばか、癖なの！」
唇を尖らせると、不意に顔を覗き込まれた。
