「瑠亜、どうしたの……って大丈夫⁉︎」

「高崎、竹林。花野井になんか言った?」

「え⁉︎ いや俺らは何にも……」

「シメてあげようか?」

「ひ、ごごごごめんなさい花野井さん!」



そこへ集まってきたいつメン4人。

涼香と野柳くんが私の前に立った後、笑顔で怖いことを言う秀馬くん。

怖気付きすぎて、二人ともパーっと走って行ってしまった。



「し、秀馬くん……!あれはさすがに言い過ぎなんじゃ、」

「あー、ごめんごめん。つい」



我に返って私が問い詰めていると、涼香が話を切り出した。



「で、瑠亜。あの二人になんて言われたの?」

「えっと……結構長くなるんだけど。次の休み時間に聞いてくれないかな?」

「もちろん。すぐ行くね」



そして授業が終わり、私は3人に昨日からのことを話した。