案が上がっていく。
私は後ろを振り向き、秀馬くんに聞くことにした。
「秀馬くんは何やりたいの?」
「俺?んー……喫茶店」
「喫茶店⁉︎」
秀馬くんが!喫茶店と!!仰り申した!!!
「え、え、秀馬くん喫茶店好きなの?スポーツバカの秀馬くんが⁉︎」
「うっせーなー、俺が好きなわけじゃねーよ」
「⁉︎⁉︎⁉︎」
じゃあ何故……。
「……喫茶店ってさ……メイド服、着るだろ……」
「……着たいの?」
「あーもー、ちげーし!その目やめろ!」
思わず憐れみの目を向けてしまっていた。
……いや誰でもこうなるよね?
「そうじゃなくて……瑠亜が、」
「ではこの中から多数決で決めようと思います!一つ決めて伏せてください」
言いかけていた時にタイミング悪く実行委員の言葉が入り、慌てて前に向き直った。
えーと……うわ、たくさんある。
・メイド喫茶
・猫カフェ
・お化け屋敷
・屋内遊園地
・劇
→ディズニーor創作
・映画
……一番簡単そうな映画にしておこう。
そう思って私は顔を伏せた。



