「おじゃましまーす……わ、すごい」
「大したもの置いてないけど。ちょっと待っててね」
そう言い残し、部屋を出ていく高峰くん。
対して私はさっきから驚きっぱなし。
い、家が広すぎる……!
前来た時は広さを見る余裕なんてなかったけど。
外観から分かるくらいの大きさ。清潔さ。オシャレさ。
高峰くんの部屋も、私の部屋より二回りくらい大きい。
……推しは想像以上のお金持ちであった。
暗いブラウンを基調にした部屋を見回した視線がベッドで止まる。
ここで……前、寝たんだ……。
って、何思い出してんの⁉︎ 落ち着け落ち着け!



