「っ、累!人前ではやめてってば……っ」
「誕生日くらい触りたいし?」
「いつも触ってるじゃないっ、あ」
「へ……野柳くん、いつも涼香に触ってるの⁉︎」
ツンデレ涼香を溺愛する犬系彼氏、野柳くん。
このイチャイチャにも少し慣れてきた、と思ってたけど実はそうじゃなかったらしく。
「今のは忘れて、瑠亜?」
「うん〜、休み時間とか色々してる」
「累⁉︎」
「いっ、色々……っ」
まさかの、隠れてもっと過激なイチャイチャをしていたらしい。
「何回、キスしたの⁉︎」
「たくさんかな、あとキスだけじゃなくて……」
「バカ累!瑠亜に変なこと教え込まないでっ」
淡々と述べた野柳くんの口に手を当てる涼香。
「瑠亜、おはよ〜」
「⁉︎ たっ、高峰くん……!」
そこへ通常通り突然後ろから抱きついてくる推し。



