「龍矢・・・テニス出来るの?」


「当たり前だろ?」


「そーなの?じゃあ、今度一緒にしよ?」


「負けて泣くなよ?」


「泣かないし。子供じゃないから。」


「あはは。機嫌直ってるみたいだな。俺のキスのおかげだろ?」


「何言ってんのよ。」


いつの間にか、龍矢のペースになってる。


「ずるい。」


「あ?」


「なんでいつも、龍矢のペースになってるのよ。」


「それは、美和が俺にのみ込まれてるからだろ?」


「そんなこと・・・」


あるわけ・・・ない?


「美和。」