俺以外の男のこと考えるなよ。


それがたとえ夢でも。


まじ、むかつく。


「美和、起きろよ。」


いつもより、激しいキス。


早く目覚ませ。


俺の名前呼べ。


「んっ龍矢、おはよう。」


「誰だよ。」


「へっ?」


私今、起きたばっかなんだけど。


なんでこんなに、龍矢の機嫌悪いのよ。


「お前、男の名前呼んでた。」


「えっ?うそ。」


「誰だよ。」