「たぶん保健室。」


私はりょー君の言葉を聞くと、調理室を飛び出した。


「みーちゃん!」


龍矢。


大丈夫だよね?


たいしたことないよね?


保健室まで、急いだ。


早く龍矢の顔が見たくて。


元気な姿見たくて。


出来るだけ、急いだ。


ガラッと保健室のドアを開けた。


誰もいなかった。


でも、カーテンが閉まってるベットが一つ。


たぶん、ここ。


龍矢がいる。