パラノイア境界線




昴は必死な顔でギターを弾いて叫ぶように歌っている。

ドラムの唸るような音とベースの重低音、それから昴の歌声が混じり合ってひとつの曲を紡ぐ。


スポットライトが眩しいのか、スポットライトを浴びる昴が眩しいのか分からない。


体の力が抜けて、自然と涙が頬を伝った。