パラノイア境界線



駅について、駆け込んだ公衆トイレで胃液しかでなくなるほど吐いた。


ふと鏡を見ると青白い顔をした女が怯えた目でこちらを見ている。


……この頼りないヤツがあたし?




馬鹿だ。馬鹿だ。
気持ち悪い。
死んじゃえ。

涙が頬をつたう。
溢れ出てくる。



あたしは女になっていく自分を止めることができないのだ。

悔しくてたまらない。