襲いかかるお人形達をなんとか振り切り、あなたとノアは出口までやって来ました。 もうお人形達は、追いかけてきてはいません。 なんとか逃げ延びたようです。 はぁはぁと乱れる息を整えながら、あなたは館の外を見ました。 辺りはオレンジ色の夕焼けに染まっています。 今帰れば、ママやパパに怒られることはないでしょう。 「ノアちゃん…これで私達、お別れなのね…」 ノアが寂しそうに呟きました。