「谷崎さん、
こちら、画家の村上さん」
(やっぱりーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!)
松本さんがあっさりと紹介してくれたのを聞いて、
俺は心の中で悲鳴を上げる。どこかで見たことある顔だと思ってた!!
「村上さん、こちら、
漫画家の谷崎さん」
「よろしくねぇ、谷崎さん」
「よ、よ、よろしくお願いしますっ!」
(ひえ! 村上さんとしゃべっちゃった!!)
俺と言えばミーハー魂が大爆発である。世界的に有名な画家と話して、
俺はすっかり舞い上がってしまった。
と、
「お話しがはずんでいらっしゃるようですね」
エルさんが、丸い銀のトレーにプリン・アラモードをふたつと、
ティーラテの白いティーカップとソーサーを乗せて戻ってきた。
(え、
トレーを持っているだけなのに、絵になる)
動きが洗練されている。背筋がピンと伸び、スタイリッシュなのだ。ただ、右手に銀盆を持っているだけなのに、
まるでスーパーモデルのように見えた。
「『ふわふわプリンのアラモード』でございます」
こちら、画家の村上さん」
(やっぱりーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!)
松本さんがあっさりと紹介してくれたのを聞いて、
俺は心の中で悲鳴を上げる。どこかで見たことある顔だと思ってた!!
「村上さん、こちら、
漫画家の谷崎さん」
「よろしくねぇ、谷崎さん」
「よ、よ、よろしくお願いしますっ!」
(ひえ! 村上さんとしゃべっちゃった!!)
俺と言えばミーハー魂が大爆発である。世界的に有名な画家と話して、
俺はすっかり舞い上がってしまった。
と、
「お話しがはずんでいらっしゃるようですね」
エルさんが、丸い銀のトレーにプリン・アラモードをふたつと、
ティーラテの白いティーカップとソーサーを乗せて戻ってきた。
(え、
トレーを持っているだけなのに、絵になる)
動きが洗練されている。背筋がピンと伸び、スタイリッシュなのだ。ただ、右手に銀盆を持っているだけなのに、
まるでスーパーモデルのように見えた。
「『ふわふわプリンのアラモード』でございます」



