エルさんの声を聞いていると、その心地好さにだんだん眠くなってくる。
さっき、ミモザを飲んだせいか。
(層、か……)
俺も積み上げてきた。何年も何年もかけて。
これからも、
何年も何年もかけて、また、積み上げていく。
木の年輪のように強固なものになるまで。いや、なっても。
「エル、アール、
谷崎さんに、アレ、見せてあげなよ」
村上さんがそう言ったので、俺は首をかしげる。
「もちろん、そのつもりでおりました」
エルさんが、ポケットから革の赤いアームバンドを出して、シャツのそでをまくり上げる。
細いが、筋肉のしっかりとついた白い腕があらわになった。
さっき、ミモザを飲んだせいか。
(層、か……)
俺も積み上げてきた。何年も何年もかけて。
これからも、
何年も何年もかけて、また、積み上げていく。
木の年輪のように強固なものになるまで。いや、なっても。
「エル、アール、
谷崎さんに、アレ、見せてあげなよ」
村上さんがそう言ったので、俺は首をかしげる。
「もちろん、そのつもりでおりました」
エルさんが、ポケットから革の赤いアームバンドを出して、シャツのそでをまくり上げる。
細いが、筋肉のしっかりとついた白い腕があらわになった。



