「アールさんはカクテルを作らないんですか?」
目の前にただよっている甘ったるい雰囲気を払拭すべく、
俺がそう聞くと、
「作りますよ。
ただ、エルのほうがうまいだけで」
アールさんが、目をパチパチさせながらはきはきとそう答える。
「何言ってるんだ、おまえ。褒めたって何も出ないぞ」
「本当のことじゃん」
(なんかまた甘い雰囲気になってる!!)
ほほ笑みあうふたりを見ながら、俺はしばらく鉄板イタリアンに集中することにする。
おいしいな! これ、本当に!! トマトの風味が生きてる!! 塩加減も強くなくて最高!!
「アールも何か飲みなよ」
松本さんがそう言ったので、アールさんが、
「わぁい、ありがとうございます!
生ビールいただきます!」
そう言って元気よくぺこり、と頭を下げ、奥に引っ込んだ。
目の前にただよっている甘ったるい雰囲気を払拭すべく、
俺がそう聞くと、
「作りますよ。
ただ、エルのほうがうまいだけで」
アールさんが、目をパチパチさせながらはきはきとそう答える。
「何言ってるんだ、おまえ。褒めたって何も出ないぞ」
「本当のことじゃん」
(なんかまた甘い雰囲気になってる!!)
ほほ笑みあうふたりを見ながら、俺はしばらく鉄板イタリアンに集中することにする。
おいしいな! これ、本当に!! トマトの風味が生きてる!! 塩加減も強くなくて最高!!
「アールも何か飲みなよ」
松本さんがそう言ったので、アールさんが、
「わぁい、ありがとうございます!
生ビールいただきます!」
そう言って元気よくぺこり、と頭を下げ、奥に引っ込んだ。



