「いますよ。呼びましょうか」
「呼びなよ。いっしょに飲もうよ」
「まだこんな早い時間にあいつが出来上がってしまうと、私が困るんですけどね」
(アールさんか。そう言えば、さっき、
ここのお店はふたりでやっているみたいなことを聞いたな)
「俺も会ってみたいです。アールさんに」
俺がそう言うと、エルさんが、おや、と言うように右まゆを少し上げ、
それから、グラスをカウンターの上にそっと置いて奥へと引っ込む。
「アールもすごいバーテンダーなんだよ」
「そうそう。すっごーいのっ!」
「へぇ!」
松本さんと村上さんの言葉を聞いて、俺はワクワクしてくる。
優秀なバーテンダーに会えるのは光栄だし、創作意欲を刺激されちゃうな。
「こんばんはぁ!」
(ノリが軽い!)
奥からぬるっと出てきた青年を見て、俺が最初に思ったことはこれだった。
「呼びなよ。いっしょに飲もうよ」
「まだこんな早い時間にあいつが出来上がってしまうと、私が困るんですけどね」
(アールさんか。そう言えば、さっき、
ここのお店はふたりでやっているみたいなことを聞いたな)
「俺も会ってみたいです。アールさんに」
俺がそう言うと、エルさんが、おや、と言うように右まゆを少し上げ、
それから、グラスをカウンターの上にそっと置いて奥へと引っ込む。
「アールもすごいバーテンダーなんだよ」
「そうそう。すっごーいのっ!」
「へぇ!」
松本さんと村上さんの言葉を聞いて、俺はワクワクしてくる。
優秀なバーテンダーに会えるのは光栄だし、創作意欲を刺激されちゃうな。
「こんばんはぁ!」
(ノリが軽い!)
奥からぬるっと出てきた青年を見て、俺が最初に思ったことはこれだった。



