光輝は、私が好きだったものとかを教えてくれた。
「夏美は、いちごが好きだった。あと、スイカも大好きだったよ。いつもがっついてた」
「私って、いちごとスイカが好きだったんだ、、、。じゃあ、性格とかは?どんなだった?」
「性格、うーん、とりあえずポジティブだった。よく笑ってた。楽しいときは楽しいって、嬉しいときは嬉しいって口に出してた。
これは今も変わってないかも」
「性格とかは変わらないんだ。じゃあ、私ってどこに住んでたの?光輝とは幼なじみなんでしょ?」
「 夏美はずっと東京だよ」
「そっか。東京育ちか。何となく思い出してきたような、そうじゃないような、、、」
「まあ、夏美根気詰めないでゆっくり思い出してこ」
「うん、ありがとう」
光輝は、一通り話してくれて、帰っていった。
ノートに早速書いていった。
東京生まれの東京育ち。
好きなもの:いちご、スイカ
っと。
次にお母さんに聞かないと。
お母さんのほうが光輝より沢山知ってそうだしノート埋まりそう。
そう思って、楽しみにして眠りについた。
