“また”がくる保証なんて、どこにもないのに。

それでも、私の中に確かに灯った想い。

もしまた——

あの屋上で、あの歌を、
一緒に歌える日がくるのなら。

今度は、
最初から最後まで、
自分の声で届けたい。

小さな願いが、
心の奥できらりと光った。

ふたりだけの、“またいつか”が、
本当になりますように。