「ふふっ…分かったよ。それでいこう!」 そう言いながら、大胆にもまた獅帥君の胸に飛び付く。 嫌がらない獅帥君を良い事に胸に頬擦りする。妃帥ちゃんと同じ匂いがする。 今日遭った怖い事もこれで許してやろうと言う気分になった。 「おやすみなさい。獅帥君」 強引に話を終えた私に、 「…おやすみ」 聞き心地の良い声と腕の温もりを与えてくれる獅帥君のお陰で、すんなりと眠りに誘われた。 そんな彼にも穏やかな眠りが訪れます様に。 眠りの世界に片足を突っ込みながら、そう天に祈った。