私は無垢なヘーゼルアイを見つめる。
不純な事を沢山しているのに、不純物の1つも見られない澄み切った泉の様な瞳。
気持ち新たに「獅帥君」と呼び掛ける。
「…どうした?」
「さっきの話なんだけど、」
「さっき?」
私まで口調がゆっくりになって来た。いやダメダメ勢いで言おう。
「偶にこうやって一緒に寝よう」
「…」
「勿論何もしないで」
「何も?」
「まあ話ぐらいはしようよ。黙っているの気不味いし」
健全な事を学んでもらおう。
自分でもこの考えに自信がないけれど、先ずは私がその取っ掛かりになっていく…のがベストかな?
ただこの一緒に寝るプラン夏休みを終えた後どうするかだか…今は何も考えない。(後の自分に託すぞ!と他力本願ならぬ未来の自分本願)
「寝るまでこう言う話しをしたり、その日あったどうでも良い事を伝えてあったり、とか」
「その日あったどうでも良い事…」
「そんな難しく考えなくていいよ」
好きなモノもいまいち分からないのに、どうでも良い事を話すのって結構厳しいよね。
どうしよっかなと思っていたら、
「…テーマを決めてくれないか」
「テーマ?」
学校の課題みたいな事を言い始めた。
「例えば?」
「現国の話をする…とか」
「本当に課題みたいだね」
「…」
ちょっと自分でも思っていたのか、眉を寄せてしまっている。ヤバい面白い。



