「僕がつーちゃんを何回でも治すよ。だから安心して行ってらっしゃい」
………ルイ君。機械じゃないんだし、出来れば何回も傷付く事になりたくないんだけれどとも思ったが、
「ありがとうルイ君、色似合っているね」
今は感謝が正解だろう。
これがルイ君なりの応援なんだよね。実際に辛かった時に助けって貰ったし。
「でしょ」
「うん」
ちょくちょく髪色を変えていたルイ君は、今の色を気に入っているらしい。自信満々に笑うルイ君はちょっとドヤ顔なのが笑える。
ふとルイ君が、
「でもつーちゃん、色々危ない目に遭うの変だよね?」
そんな事を言い出した。
「…変?まあ…運が悪いからと、ルイ君の言う通りお節介な所があるからじゃあ」
自分で処理出来ないのに抱え込むなって話で、お恥ずかしいとぽりぽり頭を掻けばルイ君は不思議そうに私を見ていた。
「…ほらつーちゃん変な人とか見つけた時とか、悪い事が起きる前になった時、何の脈らも無くお告げみたいに言ってたじゃん。」
うーん…。
「…そうだっけ?」
「つーちゃんが小学校の時、評判が良かった教師が実はロリコン教師だったとか」
「あー…あったねえそんな事」
小学校低学年の時に、瞬く間に人気者となった後の犯罪者は、大人にも子供にも評判の良い先生だった。



