過つは彼の性、許すは我の心 弐



 それにまた笑って、


「普通の人ってそう言うのが羨ましいし、無意識に全てを手に入れている様に見えるから妬ましくなるし、後何て言うかなあ…存在自体が引力?惹かれても傷付くのが分かるのに触れたくなる…まあ私は引いてしまったけど、ユウナは強く惹かれて認められたいって気持ちが強くなっちゃたんだと思う」


 円嘉に対する私とユウナの見解を話した。


「私は円嘉の事を理解出来なかった。円嘉は私に何かを理解して欲しいってずっと態度で訴えられたけど…私は最後まで分かんなかった」


 言葉って大事。

 言葉って相手の考えがストレートに分かるから、私は人と話すのが好き。

 円嘉は黙って着いて来いって感じで、真意は私に伝えてくれなかった。

 彼女がそう言うならと着いて行ったけれど、結局私は息切れして、円嘉から離れた。

 でも、円嘉も私もお互い被害者だと思っていたんだろう。(実際私は私生活に支障が出て家族にも沢山心配を掛けた)

 どうすれば円嘉も私も笑い合う未来があったのか。

 私の過去1番の最悪な日々の事だから、考えれば考える程頭が回らない。

…答えなんてないのかもしれないけれど。


「私獅帥君ほど頭が良くないからさ、不満があったりしたら言ってね。出来るだけ理解する様頑張るからさ」

「…」