「はああ?…何言ってんの?私の事を不快?円嘉が?円嘉は一緒にソイツを虐めていたのよ!?何で私が!」
ーーーユウナは見るからに誰よりも美しく、誰にも媚びない円嘉に憧れていた。
ユウナに群がる周囲を押し退け、ピッタリと横について、誰よりも円嘉の事を理解しているの私、そんな顔をしていた。
円嘉と話せてた頃はよく睨まれたし、円嘉が私を虐め始めてからは嬉々として加わった。
元々円嘉を神格化していたユウナ。
ナオは中学で1番の人気のある男だったから対象にならなかったけれど、地味で見るからに平凡そうな女が傍にいる事が許せない、アイツが許されるなら私が…!ってなってもおかしくはないのか。
『私はいつまでアンタの、』
神格化か。
私もそうだった…のかな。
「俺の周囲にもお前の様な人間が時々出て来る…俺がして欲しい事を勝手に勘違いしてやって、さあ褒めろって顔をして来る、それこそ犬みたいに。ああ犬は命令された事以外はしないから、一緒にするのは失礼か」
「ち、違う!私は!円嘉もそう望んでたから…!」
ボーッとしていたら、痛い所を突かれたのか焦ったユウナの声が聞こえる。
「…望んでいた?本当にその女から聞いたのか?」
「それは…!」
「偶々綴の何かに苛立ったその女がお前を利用して、行き過ぎたお前を捨てたんだろう」
「違う、違う!」



