過つは彼の性、許すは我の心 弐



 知らない内に私の様に外の学校に行った人や、地元の高校に進んだ人が集まったので結構な大規模な会になっていた。(まあ程のいい集まる理由になった訳ですね私)

 地元でも人気のカラオケボックスの1番大きな部屋を借りたのに、もう結構ぎゅうぎゅうになっていて、近場の友人と話すのも大きな声じゃないと聞こえないぐらいにまで会は大きくなっていた。


「綴、イケメンの金持ちと知り合えた?」

「うんほら」

「ええ!?超すご!紹介して!」

「んー2人ともそこまで飢えている感じじゃないからなあ」

「くう…!やっぱりこのぐらいのイケメンは無差別に食わないか…!」

「遊びでいいの?」

「一時の遊びでも全然いい」

「急に真顔にならんでも」


 偶々渚君と凌久君と私のスリーショット写真を見せた友人は「良い男は手の届かない位置にいるよねえ…はあ今の彼氏で我慢しよう」とおいおいな事を言っていた。


「こら駄目でしょう。浮気駄目絶対」

「分かっていまーす」

「とか言いつつ、コイツゾッコンで、この間お揃いの指輪貰ったきゃー!って見せ回っていたんだぞ」

「言うな馬鹿」

「聞かせてよ〜惚気」

「ええ恥ずかしいぃ〜」

「俺らには散々言って、」

「黙れ馬鹿」

「俺にキツくね?」


 ウハハ可愛い奴めーと隣の友人を弄っていると、


「よく来れたよね」


 水を差す者が現れた。