「それと、あの、研究は、」
関係があるんですか、と言いたかったが言葉が出なかった。
何故なら、
「先輩」
惣倉君が私の服を引っ張られたから。
「つ、つくら君…」
俯いているせいで惣倉君の顔が見えず、ゴクリと唾を飲み込む。
私の声にフワリと惣倉君の顔が上がる。
その顔はーーーー…。
「…え?」
ぷーと頬を膨らませる可愛らしい惣倉君で。
「俺の事なのに、何でカールに聞くんですか?」
「…」
「先輩に聞かれて困る事は…無い訳じゃない無いんですけど、カールに聞くぐらいなら、俺に聞いて下さい」
「…」
「先輩?」
「か、」
「か?」
「可愛いいいいぃいいいい!!?」
「うお」
もう感情のまま。
惣倉君に飛び付いて高速スリスリをかまし捲る。
「先輩、嬉しいんですけどあの…ちょっと恥ずかしい」
「ええ!?こんなに可愛いのにスリスリしちゃ駄目なの!?可愛いんだよ!?可愛いモノはスリスリするものでしょう!?」
「俺は可愛くてもスリスリしないのでわから、」
「スリスリしよう!可愛いモノに!!私が許す!」
惣倉君の烏の濡れ羽色の髪に頬を押し付け巻くりながら暴論を展開している私に、
「…本当ですか?」
そう、ボソリと呟く惣倉君。
されるがままの惣倉君は、スッと私を囲う様に両腕を掲げた。
「惣倉待て!」
渚君の焦った声。
へっと言う私の間抜け声が口から漏れる間もなく、



