惣倉君の方はどうとも思っていなくって、鉄将君の方はギリギリしているのが何でか分からないんだけれど。
「影刀様に手を抜かれたのが嫌だったんでしょう。その後も躾のなっていない惣倉の者達に、卑怯な手を使われて危害を加えられ様とした時に、影刀様に助けられていますから…まあ下された惣倉の者達は影刀様にやられたとも気付いていないでしょうが」
運転手さんはハハッと笑う。
「じゃあ時系列的に言えば、惣倉君と鉄将君が交流試合で惣倉君で態と負けて、鉄将君がその後に惣倉君のお家の人達にやられそうになった所で、惣倉君が救出したと」
「ええそうです。私も影刀様に手を下されたかった…」
「惣倉君素敵ですねもんね」
運転手さんはうっとりとした表情で「はい素晴らしいお方です…こんな極東の島国で出会えるとは…時には旅行するのものですね」と続けた。
「旅行で来たんですか?」
「求めていたモノが見つからず、鬱屈とした人生でしたが、運命的に影刀様に…」
ほうっと感嘆な溜息を吐く運転手さん。
「運命…ロマンチックですね」
「こんなに胸が高鳴る相手に出会えるなんて夢の様です」
異性同士ならボーイミーツガールになりそうな展開だなあと、運転手さんと笑い合って入れば、



