最近、前よりも頭痛が酷くなってきたし、皐月にも言われたから病院に行くことにした。

「お母さん」
「なぁに？」
「最近ね、頭痛が酷くて…」
「あら、大丈夫？風邪の延長かしら？」

流石親子、考えることは同じ

「念の為、病院に行っとこうか。何かあったら大変だものね」
「うん！ありがと！！」

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「美優、さあ行きましょうか」
「はぁい」

お母さんが受け付けの人の所に行って対応してくれてる。

「やっぱり混んでるわね」
「土曜日だもん。そりゃあ混んでるよ」
「病院とか中々行かないものねぇ」
「そうだねえ。皆元気だもん」
「元気で居てくれて嬉しいわ」


「小林美優さーん、診察室へどうぞー」
「はーい」


「えーっと、小林美優さんね。」
「はい」
「症状は頭痛、と」
「いつぐらいから頭痛がするようになりましたか？」
「2ヶ月前、くらいだと思います」
「2ヶ月ね、了解です。」
「それじゃあ検査をするので移動しましょう」
「はい」

私の担当になった先生は優しそうな女の人で
安心した

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検査が終わった

「すみません、美優さんのお母さん」
「？はい」
「少しこちらに。」

お母さんが先生に呼ばれて行ってしまった
どうしたのかな？


何分かして戻ってきたお母さんと先生。
先生から別の部屋に移動するように言われ、
詳しい検査をさせられた。
しかも、青色の服まで着せられて。
ドラマとかでしか見たことやつ

何か、あるのかな…？


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「検査終了です。お疲れ様でした」
「検査結果は2週間後にお知らせするので
また病院にお越しください」
「はい、ありがとうございました」

検査は終わったみたいだ
普通はこんなに詳しく検査するものなの…？
その日、私は不安な気持ちで眠りについた