また、優しい顔で笑いかけてくれる。
またドキッとなったけど、それ以上に安心した。
峰内さんでよかった…。
「僕、もう誰かを傷つけたくなくて強くなったんだ。名前にも相応しいくらいの強さに。」
遠くを見つめる。
「でも、あの事がトラウマで、戦うのが怖くて、戦えないんだ。せっかく強くなったのに、いざ戦うとなると体が動かないんだ…。名前に相応しくない。笑えるよね……。」
バカだなぁと思ってハハッと笑う。
「……笑っちゃだめだよ。昼影くんは、親友さんのために、いっぱい努力したんだよね…?じゃあその努力は絶対に笑っちゃだめだよ。」
峰内さんは、目に涙を溜めてこっちをみていた。
どうしてそんなに嬉しい言葉ばかり言ってくれるんだろう…?
「……そうだね。僕はいっぱい努力したんだ。笑っちゃだめだよね。」
峰内さんがコクコクと頷く。
「昼影くんは、自分の力を信じてないんじゃない?」
いきなり核心を突かれて驚く。
「……そりゃそうだよ。だって、あの時と変わってる気がしないから。勇気のない、弱い自分から変わってないから。」
「………だからだよ、体が動かないのは。名前に相応しくないとか、なにも変わってないとか思ってるからだよ。」
「えっ?」
それが原因……?
「私も経験したからわかるの。……自分を信じきれなくて、体が動かなくなった。でも、信じて、勇気を出して動いたら、驚くほどスムーズに動けた…。きっと、昼影くんもおんなじなんだよ…。自分の努力や実力を信じてあげて……。」
またドキッとなったけど、それ以上に安心した。
峰内さんでよかった…。
「僕、もう誰かを傷つけたくなくて強くなったんだ。名前にも相応しいくらいの強さに。」
遠くを見つめる。
「でも、あの事がトラウマで、戦うのが怖くて、戦えないんだ。せっかく強くなったのに、いざ戦うとなると体が動かないんだ…。名前に相応しくない。笑えるよね……。」
バカだなぁと思ってハハッと笑う。
「……笑っちゃだめだよ。昼影くんは、親友さんのために、いっぱい努力したんだよね…?じゃあその努力は絶対に笑っちゃだめだよ。」
峰内さんは、目に涙を溜めてこっちをみていた。
どうしてそんなに嬉しい言葉ばかり言ってくれるんだろう…?
「……そうだね。僕はいっぱい努力したんだ。笑っちゃだめだよね。」
峰内さんがコクコクと頷く。
「昼影くんは、自分の力を信じてないんじゃない?」
いきなり核心を突かれて驚く。
「……そりゃそうだよ。だって、あの時と変わってる気がしないから。勇気のない、弱い自分から変わってないから。」
「………だからだよ、体が動かないのは。名前に相応しくないとか、なにも変わってないとか思ってるからだよ。」
「えっ?」
それが原因……?
「私も経験したからわかるの。……自分を信じきれなくて、体が動かなくなった。でも、信じて、勇気を出して動いたら、驚くほどスムーズに動けた…。きっと、昼影くんもおんなじなんだよ…。自分の努力や実力を信じてあげて……。」

