夜神くんたちに特殊能力を話してから一週間がたった。
アジトから帰るとき、来てもいいし、来なくてもいいって言ってたからこあちゃんを優先した。
今こあちゃんと帰っていて、能力のことを話すかどうか迷っていた
夜神くんたちみたいに受け入れてくれるかもっていう希望と、バカにされたり怖がられたりするかもっていう不安がぶつかってる。
だから一つ質問した。
「ねぇこあちゃん、もし、私が特殊能力を持っていたらどうする〜?」
本気に見えないよう、冗談っぽく。
でも意外なことに、こあちゃんは真面目な顔で考えていた。
「うーん、多分どうもしないと思う。」
「えっ、どうして?」
「だって、いつもの優しい空羽ちゃんに特殊能力があるっていうだけじゃん?空羽ちゃんってことには変わりないから、かっこいいなーとかの感想で終わるよ。」
こあちゃんがニッコリと笑う。
意外だ。
魔法とか特殊能力とか現実には無いものが好きなこあちゃんが感想だけで終わるなんて。
こあちゃんが知ったら親友じゃなくなるかもって思ってた。
でも、関係を変えずにそのままでいてくれる。
よく考えたら、こあちゃんらしい答えだ。
こあちゃんは、現実には無いものが好きだけど、信じていないから。
…決めた。
話そう。
今じゃないけど、いつか。
親友には隠し事は無しでいたいしね!
「そっか、ありがとっ!」
「どういたしまして…?」
その後は他愛のない話をしながら帰った。
アジトから帰るとき、来てもいいし、来なくてもいいって言ってたからこあちゃんを優先した。
今こあちゃんと帰っていて、能力のことを話すかどうか迷っていた
夜神くんたちみたいに受け入れてくれるかもっていう希望と、バカにされたり怖がられたりするかもっていう不安がぶつかってる。
だから一つ質問した。
「ねぇこあちゃん、もし、私が特殊能力を持っていたらどうする〜?」
本気に見えないよう、冗談っぽく。
でも意外なことに、こあちゃんは真面目な顔で考えていた。
「うーん、多分どうもしないと思う。」
「えっ、どうして?」
「だって、いつもの優しい空羽ちゃんに特殊能力があるっていうだけじゃん?空羽ちゃんってことには変わりないから、かっこいいなーとかの感想で終わるよ。」
こあちゃんがニッコリと笑う。
意外だ。
魔法とか特殊能力とか現実には無いものが好きなこあちゃんが感想だけで終わるなんて。
こあちゃんが知ったら親友じゃなくなるかもって思ってた。
でも、関係を変えずにそのままでいてくれる。
よく考えたら、こあちゃんらしい答えだ。
こあちゃんは、現実には無いものが好きだけど、信じていないから。
…決めた。
話そう。
今じゃないけど、いつか。
親友には隠し事は無しでいたいしね!
「そっか、ありがとっ!」
「どういたしまして…?」
その後は他愛のない話をしながら帰った。

