バスの中に入った瞬間、一組は静まり返った。











し―――――ん。












ちょ‥超気まずいんすけど!!!!!













だいたい嵐なんでしゃべらねえんだよ!!!!














「‥‥‥‥なぁなあ!!」











嵐が口を開いた。












「バスレクしよおぜ!!!
カラオケカラオケ!!
定番だろ―」


「「「賛成~!」」」





バスの中は盛り上がってきた。











やるじゃん嵐!
















「お―い実行委員二人!なんか歌え~!!!」


嵐の親友、慎也が言った。











ちょおい!!!!!!
何言い出してくれてんの慎也くん!!!













「うっし菜奈!
初めに歌うかあ~!★」









嵐乗り気。

















うっそでしょお~~~!(泣)












菜奈は紅美の気持ちに気づいていなかった。