ルゥのマジカル・ショップ

ルゥはカーラを自分のお店に連れて帰ってきました。

もうすっかり日は暮れています。


「さあ、今日からここがカーラの家だよ」


カーラのために、入り口のドアを開けてあげました。


「おじゃまします」

「違うよ。ただいまでしょ?」

「そうだった。ただいま!」


よほどうれしかったのでしょう。

言い直したカーラの声は弾んでいました。


「ステキ!」


カーラはお店の中に入ると、ぐるぐる飛び回りました。


「こっちはもっとステキなんだよ」


ルゥはカーラを手招きして、温室へ案内しました。


「わあ、星がキラキラしているわ」


カーラはうっとりと空を見上げました。


そうなのです。

ルゥの温室からは、夜空の星が宝石のようにキラキラ光って見えるのです。


「私たち、このハンモックで、星を眺めながら一緒に寝ようね」


いつの間にか、ルゥの声もカーラと同じくらい弾んでいます。

だって、本当は今までひとりで淋しかったから。

強がっていただけで、実は平ちゃらではなかったのです。


「これからよろしくね、カーラ」
「こちらこそ、ルゥ!」


夜空の星たちが、ふたりをお祝いして、光のカケラを降り注ぎました。



おしまい