蛍火のような恋だった


「蛍、今日はー?」

「あ、今日も保健室なの」

「そっか。じゃあ授業終わったら、迎えに行くね!」

「ありがとう」

そんな中でも、こうやっていつも声をかけてくれる友達もできた。

あれから山田さんとはよく話すようになって、今じゃ「蛍」「彩綾ちゃん」と下の名前で呼び合う仲。

彩綾ちゃんも私が体育をしない理由は知らない。

けど理由を聞いてくるわけでもなく、毎時間体育が終われば迎えに来てくれる。

それがすごく嬉しい。