蛍火のような恋だった


目を閉じた先に、主治医の先生の言葉が蘇る。

そう言われてから、1日が終わるのがとても早く感じるようになった気がする。

「あ、そうだ」

思いつきに駆られた私はベッドから身を起こして、引き出しからノートを取り出した。

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《やりたいことリスト》
☑︎中学校に行ってみたい!

☑︎友達を作る!


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やりたいことリストのふたつに、チェックを入れる。

そして、


"□ 中島くんのリフティングを見る!"


その一行を付け加えた私は、ただ仄暗い部屋の中、じっとその一行を見つめていた。