蛍火のような恋だった



きっと、自分が思っている以上に、半年間なんてあっという間なんだろうな。

自分が叶えたい願いの中に、「もっと長生きしたい」とか「病気を治したい」とか、そういうことは書かなかった。

というか、最初から書くつもりはなかった。

ただ、残された時間を自由に生きたいーー。

それが、一番最初に思った、私の願い。



私はノートを放って、天井を見つめた。

小さく息を吸って、深く吐き出す。


誰かの中に、残れなくたっていい。

もっと生きたいなんて、望まない。




だから神様、この半年間だけを、私の最期の思い出にさせてくださいーー。