しばらく歩いて通されたのは、どこかのホールかしらと思ってしまうほど広い洋室。
床には毛足の長い絨毯が敷かれ、壁際には暖炉があり、庭に面した窓の先には大きなバルコニーが広がっている。
「どうぞ」
玲奈にすすめられたのはアンティーク調のソファー。
部屋の中央に置かれた楕円形のテーブルを囲むように置かれたイスを含めて6,7人はかけることができそうな大きなソファーセットは、煌びやかな装飾が施されて美しい輝きを放っている。
「立っていてもどうしようもないでしょ、座って」
少し苛立たしげに玲奈が言い、その声が怖かったのか莉奈が柚葉にしがみついた。
「では、失礼します」
柚葉は莉奈を抱いたままソファーに腰を下ろし、その後自分の隣に莉奈を座らせた。
その時、柚葉たちが入って来たのとは別の部屋の奥へと続くドアが開いた。
床には毛足の長い絨毯が敷かれ、壁際には暖炉があり、庭に面した窓の先には大きなバルコニーが広がっている。
「どうぞ」
玲奈にすすめられたのはアンティーク調のソファー。
部屋の中央に置かれた楕円形のテーブルを囲むように置かれたイスを含めて6,7人はかけることができそうな大きなソファーセットは、煌びやかな装飾が施されて美しい輝きを放っている。
「立っていてもどうしようもないでしょ、座って」
少し苛立たしげに玲奈が言い、その声が怖かったのか莉奈が柚葉にしがみついた。
「では、失礼します」
柚葉は莉奈を抱いたままソファーに腰を下ろし、その後自分の隣に莉奈を座らせた。
その時、柚葉たちが入って来たのとは別の部屋の奥へと続くドアが開いた。



