涼が帰国して数日が過ぎても、退院の報道はなかった。
さすがに実は重病なのだとする声も多く聞かれるようになり、柚葉も気になっていた。
そんな状況の中、無意識のうちに涼のことを考えている時間が増え、そのせいで日常の小さなミスも目立つようになった。
今日も莉奈のお弁当を持たせ忘れたため、慌てて保育園へ届けた帰りだった。
ーーーダメダメ、もっと気を引きしめないと。
これからは母親として生きようと、莉奈が生まれた時に誓った。
この3年間は何よりも莉奈を最優先に生きてきた。
もちろんその思いに変わりはないが・・・
なにしろ今は、涼の安否が確認できない状態なのだ。
どれだけ思いを断とうとしても断ち切れるわけもはなく、柚葉の心は乱れていた。
さすがに実は重病なのだとする声も多く聞かれるようになり、柚葉も気になっていた。
そんな状況の中、無意識のうちに涼のことを考えている時間が増え、そのせいで日常の小さなミスも目立つようになった。
今日も莉奈のお弁当を持たせ忘れたため、慌てて保育園へ届けた帰りだった。
ーーーダメダメ、もっと気を引きしめないと。
これからは母親として生きようと、莉奈が生まれた時に誓った。
この3年間は何よりも莉奈を最優先に生きてきた。
もちろんその思いに変わりはないが・・・
なにしろ今は、涼の安否が確認できない状態なのだ。
どれだけ思いを断とうとしても断ち切れるわけもはなく、柚葉の心は乱れていた。



