音信不通状態の博巳君と連絡を取る為の手段として、私と博巳君を会わせるっていう邪(よこしま)な企画…要はルミノサイトのメンバー達との集まりは、胡兎の強い希望も後押しして、あれよあれよという間に和哉君の計らいのもと、都内の店で決行される展開となった。
当日の夜、招集された女子は雫、胡兎、そして私の三人。
結局、あの日のメンバーだけで集まる事になったのは、雫と和哉君の事を、真鵺と寧音には未だ打ち明けられていないから。
それより何より、まだ十八歳の寧音は当然飲み会の席には連れて行けないし、真鵺だけを誘ってしまうと寧音を仲間ハズレにしてしまうようで心もとない。
雫はこの二人、というか、特に寧音に和哉君との事をバラすのは不味いんじゃないか、とかなり懸念していた。
