リアライズの殺人〜私は不仲のアイドルグループメンバーです。〜






「…うん、わかった。胡兎も淳平君にまた別の友達でも連れてきてもらうよう頼んでよ。私も一緒に遊びたいし。」




別に本当にそう望んでるわけじゃないけど、取りあえず胡兎をなだめる為にこう言うしかなかった。






「え?別の友達って言われても…そんな図々しいお願いは……一応頼んでみるけど…。」





なぜかまた歯切れの悪い返答で、私は胡兎が一体どうしたいのか全然わからない。






「もう、そろそろお店を出た方がいいかも。時間が…。」




このカフェが事務所のすぐ近くとはいえ、予定の集合時刻まではもう一時間を切っていて、雫が気づかなければ、危うく遅刻するところだった。




結局のところ、話がまとまったのか、まとまらないままなのか、微妙な形でこの集まりは終了。