でも、ただ頑固で厳しいだけじゃない。
そう気づいたのは、私や宮敷さんが色々としくじったりしても、決して声を荒げて怒ったりする事は無くて。
変わりに、いつも私達二人がここで反省会する様子をじっと見守っていた。
いつしか私達も慣れてきて、あるいは少しは成長して、変な失敗をすることもなくなり、ここで放送終了後の反省会をする事もなくなった。
「ありがとうございます!でも私は今のこのセット最後の放送で私達グループを出演させて頂ける事を光栄に思ってます。」
本当に、そう思っている。
「なんだよ。今更そんなかしこまって感謝されても、照れるじゃねぇか。…オレからは朱理になんも出ねぇぞ?」
意外と照れ屋だったりする。
「そんなの、何も期待してません…。でもとにかく、来週は頑張りますから!」
