“任せとけ”とまで言われるとなぜかちょっと不安な気もするけど、ここは素直に肩を貸してもらう方向で。
「よろしくお願いします。」
「この次の出演でもう一段階知名度が上がったら、次はドーム公演とか目指してさ…、」
いくらなんでもそれは厳し過ぎるだろってことを突然言い出すので、私は面食らう。
「あの、宮敷さん…さすがにそれは無理だよ!」
「え、なんで?」
「なんでって…。私達は音楽一本で勝負出来るようなグループじゃないもん。」
ていうか、私達以外でも女性アイドルっていうカテゴリーでそういうグループはほとんど無い。
「…オレは朱理は音楽がやりたくて今のグループ活動をしてるんだと思ってたけど、違った?」
「え……?」
