「…わかってくれてありがとう。」
安堵する私だった。
「それからグループのメンバー達には、この番組で如何に朱理が有能なのかってことをわかってもらわなくちゃな!」
「…!」
もしかしてイマイチしっくりこない仲のグループに、私が苦労している事にも気づいてくれていた…?
あぁ、だからこそこうやってわざわざ相談にも乗ってくれているのだ。
宮敷さんと年齢的には九歳の差があるけど、こうやって私が伝えていない部分にさり気なく気づいて励まされたりすると、私よりもだいぶ大人なんだなって思う。
私はこの時ばかりは本当に宮敷さんに感謝した。
「うん、宮敷さんのおかげで当日も私、頑張れそう。」
「その調子でこのまま行こうぜ。それであとはオレに任せとけ。」
