この日の撮影はすべて終了し、メンバー全員は先程私と胡兎が居た、スタジオの隅に設けられた椅子があるスペースに集合している。
今日撮り溜めた写真を、パソコンに取り込んでモニター画面に映し、それを一枚一枚チェックしていくのだ。
モニターを囲んで私達はまるで円陣を組むように、各々しゃがんだり、膝をかがめたりして画面の映像を凝視する。
まずはそれぞれのソロのカットを見ていく。
ここは問題無い。
寧音がちょっと太ったかも、とか胡兎の髪色は前の方が良かったとか。
感想やちょっとした言い合いはあれど、まだ平和に進んでいく。
次はCDジャケットに使う五人全員のカット。
問題はここから。
モニターに次々と映し出されるのはまず真鵺がセンターのもの、それが終わると私がセンターのものが出てくる。
