***
「あ、家にマーカー忘れちゃったかな〜?」
「え、貸しましょうか?」
「うーん。でも申し訳ないし……」
放課後、いつも通り休憩部屋で勉強中。
という最中、机を挟んだ先にいる優貴が声を上げた。
勉強を教えて貰いながら、課題を進めていたのだが。
どうやらマーカーが見つからないようだ。
筆入れをガサゴソと漁り、ひっくり返している。
そして諦めたようにスッと立ち上がり、
「ちょっとコンビニまで行ってくるよ」
と私に断った。どうやらマーカーを買いに行くようだ。
コンビニ……そういえば新作スイーツが出たってSNSで見た気も。
「遠藤先輩、もしかしてセ◯ンですか?」
「え、そうだけど……あ、今日発売のスイーツあるんだっけ?」
「はい。それ以外にも買いたいのあるので、付いてっていいですか?」
「それなら一緒に買ってくるけど……」
「いえ、金銭トラブルとか面倒なので行かせてください」
「なら一緒に行こっか。あ、財布持った?」
「私は持ちましたけど……遠藤先輩の、机の上にありますよ?」
「あ、家にマーカー忘れちゃったかな〜?」
「え、貸しましょうか?」
「うーん。でも申し訳ないし……」
放課後、いつも通り休憩部屋で勉強中。
という最中、机を挟んだ先にいる優貴が声を上げた。
勉強を教えて貰いながら、課題を進めていたのだが。
どうやらマーカーが見つからないようだ。
筆入れをガサゴソと漁り、ひっくり返している。
そして諦めたようにスッと立ち上がり、
「ちょっとコンビニまで行ってくるよ」
と私に断った。どうやらマーカーを買いに行くようだ。
コンビニ……そういえば新作スイーツが出たってSNSで見た気も。
「遠藤先輩、もしかしてセ◯ンですか?」
「え、そうだけど……あ、今日発売のスイーツあるんだっけ?」
「はい。それ以外にも買いたいのあるので、付いてっていいですか?」
「それなら一緒に買ってくるけど……」
「いえ、金銭トラブルとか面倒なので行かせてください」
「なら一緒に行こっか。あ、財布持った?」
「私は持ちましたけど……遠藤先輩の、机の上にありますよ?」


